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2009年 11月 24日
全然関連性のない二つのテーマだけれど、気になったので記したい。
1. 授業料について 今日の午後の授業中、ずっとFacebookかemailをやっている人を見ていたら、急に、そもそもCambridge MBAの時間当たりの費用(授業料、生活費、Opportunity Cost等を含む)っていくらなんだろうと、気になったので、試算してみた。 JBSの授業料・カレッジ費用..... 約37,000 GBP 住居費・食費・その他..... 約10,000 GBP Opportunity Cost..... 約60,000 ~80,000 GBP (日本に残っていた場合の給与1年間・MBA関連受験費用等) 総計 107,000 ~ 127,000 GBP MBA1年間での授業時間総数 (週30時間 x 4週間 x 2.5ヶ月間 x 3 ターム)= 約900 時間 で、計算したら、なんと1時間あたり100 GBPを超えてしまった。Opportunity Costは人によって結構変わると思うけど、目安としては、それ程ずれていないと思う。 あまり偉そうに人の事を言えるほど、毎回真面目に授業を聞いている訳ではないけど、時間は有効に使いたいと改めて思ってしまった。 また、逆に、毎日、6時間、約10万円を好きな事に使って良いと言われたら、何に使おうかなと考えてしまった。 (写真は大学公認の計算機) 2. 中国について 今日のLeadership Seminerの第3回目は、UBSインベストメントバンク副会長レオン・ブリタン卿による中国の自由化についてのスピーチであった。因みに、同氏は帝人㈱のアドバイザリーボードも務めている模様。 同氏は、90年代にEU代表として、中国のWTO加盟時の後押し・交渉をおこなった中心人物であり、中国の中枢部と人的関係を有しているヨーロッパでは数少ない中国通。Leadershipとは関係のない話であり、中身的には、新鮮なものは何もなかったのだけれど、クラスの皆の中国への関心の高さが改めて意識できた。それに比べ、日本への関心度合は、経済的にも文化的にも格段に薄れているように思う。(特に10年前の留学時と比較すると、その違いを強く感じる。) そういえば、先日のオバマ大統領のアジア訪問報道は、FTやEconomistやBBCにも盛んに取り上げられていたのだが、その殆どが US - China関連であった。アメリカ国債を大量に中国が保有している事の是非や、オバマ大統領がEconomics交流重視で、人権問題・環境問題等をあまり語らず弱腰だったとかという類の話。 個人的には、中国は、約17年前に約1ヵ月間一人旅をして以来、大好きな国の一つである。僕の中国に対する理解はこうだ。 中国は、米国と同じで、非常にセンシティブな国内問題を抱えている。超大国になる事のコストとベネフィットを比較しながら、したたかに外交・経済・内政を運営しているクレバーな国と思う。中国首脳は、本当の意味でいつグローバル化・離陸すべきか、タイミングを慎重に計っているはず。 また、友人の中国系英国人の女性が、中国人のMentalityは米国人と似ていて、英国人は日本人のMentalityと似ているような気がすると言っていたが、僕も結構同感。 いずれにしても、クラスでの中国人の存在感が薄いのが残念。それなりの人数はいるし、個人的に会話をするとよくしゃべる人が多いのだけれど、クラスでの発言が少ない。皆の関心が高いのだから、是非Speak upしてほしいと思う。
by Cam2009
| 2009-11-24 20:18
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