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2009年 11月 16日
What an unproductive weather Today is !
朝 家をでたら、隣のおばあちゃんも丁度出かける所だったらしく、こんな事を話しかけられた。いかにもイギリス人らしい言い回しだな~と思ってしまった一言。アメリカ人は絶対言わないと思う。 ここケンブリッジでは最近雨の日が多く、今日も、午前中は雨模様だった。なんとなく気分も盛り上がらない日々が続く。 さて、今日のOBのトピックはLeadershipであり、ジェームズ・C. コリンズの著書「Good to Great」(邦訳「ビジョナリー・カンパニー2」)で触れらている「第5水準のリーダーシップ」についての議論があった。 コリンズ氏は、「良い組織を偉大な実績を持続できる組織に飛躍させる(Good to Great)」企業の経営者の特質を調べた結果、レベル5リーダー(第5水準の経営者)として定義される共通の特質を発見したという。 その特性は、①謙虚さと、②職業人としての意思の強さを同時に持ちあわせている事とのこと。 M&Aアドバイザーという職業上、特に大企業の経営者にプレゼン・議論する事が時々あるが、傲慢なところが一切なく、実直で、非常に物腰が柔らかく、下の者の意見にもきちんと耳を傾けようとする謙虚な姿勢の経営者に遭遇する事がある。それでいて、議論を踏まえて、勇気ある決断をすぱっと下すような場面に遭遇するのが、仕事の醍醐味であったりもする。 一方で、他人の意見に一切耳を傾けなかったり、本当に信頼できる少数の取り巻きの意見だけしか耳を傾けないような経営者が存在するのも事実。そのような経営者に遭遇すると、きちんと判断できる根拠もなく、孤独で重要な決断を迫られたりして、実はかわいそうだな、などと思ってしまう。 いずれにせよ、Leadershipを定義するのは難しいな~というのが、よく理解できただけでも、今日の講義は収穫があったと思う。自分のLeadership Styleを考える良いきっかけとなった。 ちなみに、コリンズ氏の発見によると、第5水準に至るまでのレベルには、以下の第1~4水準まで存在するという。果たして、私の組織の経営者はどの水準なのだろうか?と考えてしまった。 第5水準:第5水準の経営者 個人としての謙虚さと職業人としての強い意志の組み合わせによって、偉大さを持続できる企業を作り上げる。 第4水準:有能な経営者 明確で説得力のあるビジョンへの支持と、ビジョンの実現に向けた努力を生み出し、これまでより高い水準の業績を達成するように組織に刺激を与える。 第3水準:有能な管理者 人と資源を組織化し、決められた目標を効率的に効果的に追求する。 第2水準:組織に寄与する個人 組織目標の達成のために自分の能力を発揮し、組織の中で他の人たちとうまく協力する。 第1水準:有能な個人 才能、知識、スキル、勤勉さによって生産的な仕事をする。
by Cam2009
| 2009-11-16 20:10
| MBA
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