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2010年 01月 28日
MBAの授業の方は、今週は、グループでのケース分析に追われ、あまり余裕がない生活を送っている。
取り扱うケースは、勿論授業によって異なるのだが、「アップル」「グーグル」「スウォッチ」「ブリティッシュテレコム」といった典型的なものから、「Lemond(仏)の空飛ぶ車の開発」「Sinyi Relity(台湾の不動産会社)の事業ドメイン大転換」といったもの等、多岐にわたる。 今日、「グーグル」の次の戦略について、グループで議論している間に、全世界なビジネストレンドについて話す事があった。 今、一番のホットな分野は、環境技術(クリーンテック)で、特にスマートグリッド関連。 これは、全員で一致なのだが、逆に、あまりに加熱しすぎて、投資という観点では既に遅すぎるという印象。 次に、僕が強く主張したのが、BOP(ベイス・オブ・ザ・ピラミッド)ビジネス。 発展途上国の最貧困層(年間所得3000ドル未満の40億人)を対象にしたビジネスなのだが、要は、生活必需品について、先進国向けの製品から過剰な部分を大胆に取り除き、途上国用にカスタマイズして提供するというもの。生活必需品であるので、潜在的な需要は高く、かつ最貧困層も年々購買力が上がっているので、立派なビジネスとして成り立つのだ。実際に、大企業(ユニリーバ等)で、この分野に注目し、大成功を収めている例がある。 あとは、典型的なSNS系(Twitter)とか、アップル・グーグルの次の展開に関係する分野。 特に、グーグルについては、ネット検索を通じて全世界に大きな影響力を持ちつつあり、かつ手元資金も豊富な事から、巨大な顧客ベースを活用した新ビジネス展開に、誰もが注目している所。また、中国政府とのネット検閲論争の行方も、グーグルの海外戦略にとっての試金石と言える。 こういった世界の大きなトレンドに対し、日本企業がどう関わっていくのか、あるいは主導していけるかで、今後の日本の産業構図・発展が大きく変わっていくと思う。 僕は、今まで、金融や事業再生・再編という枠組みの中で活動をしてきたが、もう少し、活動の領域をルースにして、広げていきたいと思う。また、大きく転換(衰退?)しつつある日本の産業について、時代の大きな流れを鳥瞰しつつ、自分が活動できるあと20年間ぐらいで、何ができるか考えていきたいと思う。 MBAが終わるまでに、もう少し具体的にしていきい。
by cam2009
| 2010-01-28 09:11
| MBA
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