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2010年 01月 11日
1. 「求む日本人」
留学すると、自分が日本人である事を強く感じる。 「で、Japanはどうなの?」 「Japanは、CultureもThe way how Businesses work も異質だよね」 何度、聞いた言葉だろう。 その度に、日本人として恥ずかしくないように、誤解されがちな日本像を正しく理解してもらおうと、必死に英語で答える自分がいる。 日本は、戦後、何故、世界が驚くスピードで、経済成長の階段を駆け上がれたのか? 1990年のバブル崩壊後の失われた20年のレッスンは? 日本は、このまま緩慢な衰退を続けるのか、再成長へのカジを切れるのか? お正月の日経新聞にも記載されていたが、日本の本来の競争力の源泉は、普通の人の能力の高さと思う。 それを実証するのが、Cambridge MBAというミニチュアの世界。GCP等のグループプロジェクトで、「日本人と組みたい」とクラスメートに言わせたい。 世界に、「日本人を求む」と言わせたい。 2. 「自分は異質」 一方で、普通の日本人ではない事を強調している自分がいる。 米国の大学院に2年間私費留学しているし、転職を3度も経験しているし、外資系の金融機関に勤めてもいた。 もう出世なんて、全く関心ない。すべて実力の世界で生きている。 もう、日本人という枠組みで、僕をとらえるのは、やめて欲しい。日本人としての感覚は捨てた。 日本人で固まるのは、恥ずかしい。クラスで発言できないのは、能力が低いか、準備不足と同義語。クラスのレベルを下げているのと同じ。 国際人として、自分が知っている事は皆に共有したいと思うし、助けを求められた時には全力で助けてあげたいと思う。 逆に、助けてもらいたい時は、素直に助けを求めたい。 ....... こんな心の葛藤を繰り返しながら、最後に、やっぱり、自分は日本人と思う。 日本人として生まれ育った事実は、重い。 世界のグローバル化に、対応しようと必死に苦しんでいる。 だからこそ、世界に、「日本人を求む」と言わせたい。世界に、日本が必ず復活できる事を示したい、と強く思う。
by cam2009
| 2010-01-11 23:42
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