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2009年 11月 25日
今日のManagement Practice(MP)のクラスで、各StreamのCultureがどう形成されてきているのかについての議論があった。(注:Cambridge MBAは、今年は163名が3Streamsに分かれ、各Stream約55名のメンバーがクラスメートとなり、コア授業を受けている。)
僕は、別名Slow Streamとも呼ばれ、最もLazyと言われているStream3に属するのだが、Stream 3のCultureの一つとして、僕のある発言が、InclusivenessというNormを形成させたという指摘があった。 そういえば、数週間前、MPの授業で、アジア人(特に日本人)は、ハーモニーが重要で、あまりしゃべらず、沈黙にも価値があり、上司には逆らわない、本音は言わない文化(だからGroup Workの時は、特別気を使おう)といった紹介をされた事がある。 正直、聞き流してもよかったのだけど、僕は、このステレオタイプな紹介が、クラス内のアジア人が直面しているRealityを表していないと思って、クラスで本音をいってみた。 「あの~、アジア人の沈黙カルチャーの話、クラス内のアジア人(少なくとも自分)が直面しているRealityと全く違う。例えば、みんなは、日本人はあまりしゃべらない・フレンドリーではないと思っているかもしれない。でも、このクラス内の日本人・アジア人を考えた場合、母国語で話す時は、皆よく話をするし、全員フレンドリーと思う。そう、いまこのクラス内で、沈黙しがちな多くのアジア人が直面しているRealityは、CultureやPersonalityの違いではなく、Languageが大きな壁となっている。」 本当は、単にアホだから黙っているわけではないと、もっとストレートに言いたかったけど、やめた、、、。 翌週、この発言はビデオにも録画され、再度Stream内で共有されてしまった。 Inclusiveという意味は、それ以来、Stream 3内でLanguage Barrier があるものに対して、より積極的に発言を促したり、プレゼンの機会を与えるようにしたり、Group Workでも発言の機会をより尊重するという傾向が生まれたという事らしい。 今日のMPの授業のあと、仲良くしているStudy Groupの女性に感想を聞いてみたら、 「君のあの発言のとき、多くのアジア人が頷いていたし、何も気にかけていないNative English Speakerには確かにImpactあったと思うよ。君のクラス内でのあの発言・存在感・役割をUnderestimateする事はないよ。」と言われてしまった。 確かに、少なくとも僕のStudy Group内では、僕の発言の機会は十分すぎるほど確保されている。僕もそれなりに努力はしているけど、周りのメンバーも努力して注意を払ってくれている。 Native English Speakerと対等に渡り合っていく事を目指して留学してきた人には、僕の発言は甘いと思われるかもしれない。 だけど、僕個人に限っていえば、英語で、WritingもReadingもSpeakingも、Native English Speakerと渡り合う気持ちは、正直一切ない。 Study Groupで一緒の女性が、僕の50倍ぐらい早さでPower Pointの資料を仕上げているのを目の当たりにすると、英語力で渡り合う意味が薄れる。 そうなると、いかに僕の意見を聞いてもらい(機会を獲得し)、取り入れてもらうか(意味のある発言をする事)が重要になってくる。この点に限ると、一応成功していると思う。 ちなみに、うちの娘、僕が「スパゲッティ」と英語で発音したら、何度も「違うよ、お父さん」と言って、最後まで認めてくれなかった。やっぱり、体で覚える英語と、文字で覚える英語の差は、永遠に埋められないような気がする。
by Cam2009
| 2009-11-25 22:52
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